安心・安全のキャットフードを選ぼう!
原材料や産地、添加物などを徹底チェック
長生きを目指す猫ちゃんと飼い主さんを応援します

キャットフードの添加物(ソルビン酸カリウム)

キャットフードに使用される添加物の中にソルビン酸カリウムというものがあります。
これは主に、防腐剤や保存料として使用されていますが、猫の健康に影響があるのでしょうか。

ソルビン酸カリウムとは

ソルビン酸は脂肪を構成する脂肪酸の一種であり、体内でほかの脂肪酸と共に代謝され、最終的には分解されて二酸化炭素と水になるものと言われています。
ソルビン酸は化学合成により製造されますが、クラウドベリーの果実の中に含まれていることもわかっています。
ソルビン酸はあらゆるカビや菌、微生物の繁殖を防ぐ優れた防腐作用がありますが、水に溶けにくいという弱点があります。
その弱点をカバーする物質がソルビン酸カリウムです。
ソルビン酸カリウムとはソルビン酸とカリウムが結合したものです。
ソルビン酸と比べると防腐作用は多少劣りますが水溶性が高いため、食品や化粧品に均一に混ぜることができます。
どちらも防腐剤や保存料として使用されますが、食中毒の発生を抑制する働きも担っています。

ソルビン酸カリウムの安全性

ソルビン酸は多くの食品や化粧品に使用されている成分です。
アメリカで1940年ごろ発見されたものです。
アメリカでは安全性の高いものとされており、使用制限はありません。
日本の場合は、厚生労働省により使用基準が定められていますが、それは、人が1日に摂取しても害のない量の100分の1ほどですので、ソルビン酸が含まれた食品を毎日食べても健康に害は出ないと言われています。
実際ソルビン酸カリウムの摂取による健康被害の報告はありません。
しかし、ソルビン酸カリウムには遺伝子異常や染色体異常を引き起こす恐れがあることが分かっています。
これは、動物実験で使用基準をかなり上回る量のソルビン酸を皮下注射によって投与した結果明らかになったものです。
ですから、あまりソルビン酸に敏感になる必要はありません。
猫が普通に食事する分には、問題はありません。

ソルビン酸カリウムの注意点

基本ソルビン酸が含まれていても過度に心配する必要はありませんが、ソルビン酸と亜硝酸ナトリウムを同時に摂取すると体内に発がん性物質が発生することが報告されています。
しかし、この事実が明らかになったのはソルビン酸と亜硝酸ナトリウムどちらも使用基準を上回る量を使用した実験によるものです。
また、亜硝酸ナトリウムもソルビン酸同様過剰摂取しない限り猫の健康に影響を及ぼす可能性は低い添加物ですから、使用基準を守っていれば食品に両方の物質が含まれていてもがんにかかる可能性は極めて低いと言えます。
それでも猫の身体が心配だという方は、原材料の確認をして、ソルビン酸と亜硝酸ナトリウムが両方含まれたキャットフードを避けると良いでしょう。

いかがでしたか。
添加物と聞くと体に悪影響があるというイメージがあるかもしれませんが、中には安全性の高い添加物もあるのです。
もちろん一番は無添加のキャットフードですが、価格や保存性の点で不安がある場合、安全性の高い添加物や天然型酸化防止剤を使用しているキャットフードを選びましょう。

関連するコラムを読む

トップに戻る