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ドライキャットフードとウェットキャットフードではどちらが良いのか

猫のエサにはドライフードとウェットフードの2種類があります。
どちらのフードを与えた方が良いのでしょうか。
それぞれの特徴を知り、ふさわしいものを与えるなら、あなたの飼っている猫ちゃんの健康を促進・維持することにつながります。

ドライフードの特徴

ドライフードとは水分含有量が10%のフードのことです。
開封した後も1ヶ月程度保存することができます。
また、比較的安価なものが多く種類も豊富にあります。

メリット

・ドライフードの多くが猫に必要なカロリーや栄養素を補うことができる総合栄養食として販売されています。

・食物繊維が豊富に含まれている白身魚やサツマイモ、カボチャなどを使用したフードもあります。
これらは猫にも安全な繊維質で、消化を助けてくれます。

・ダイエット用フードや泌尿器の疾患を抱えている猫のためのフードなど様々な種類のフードが販売されているので、飼い猫の体調に合わせたエサを与えることができます。

デメリット

・ドライフードの水分量が少ないことは欠点でもあります。

猫は水をあまり飲みません。
元々砂漠のような水分の少ない土地で生活していた動物ですから、水を飲まない状況が続いてもある程度は生きていけるような体のつくりになっています。

しかし、猫は自分の体に必要な水分が足りていないことに気付くことが出来ません。
そのため膀胱炎や尿路結石、慢性腎不全など泌尿器系の病気にかかりやすいのです。

ですから、猫にドライフードを与える場合は、エサから水分を補給することができないので、同時に水を与えたり、ドライフードに水を含ませたり工夫して猫が脱水症状を起こしたり、病気にかかることを防ぐ努力が必要です。

・酸化したエサは食べると嘔吐や下痢、ガンなど病気を引き起こす可能性があります。
それを防ぎ、且つ開封後も長持ちするよう酸化防止剤が使用されています。
しかし、食品添加物の中には発がん性の指摘されているものもあります。
猫は毒素を体外に出す機能があまり優れていません。
なるべく猫の健康に害のない無添加のものを選びましょう。
もちろん、無添加な分酸化が早まるので、なるべく早く食べきれる分だけ購入したり、フードストッカーやジップロック、乾燥材などを利用して保存するなど工夫しましょう。

・猫にとって必要なミネラル分の一つであるマグネシウムは丈夫な骨や歯を作り、代謝を促進するのに大切な栄養分ですが、猫は腎臓があまり丈夫ではありません。

過剰にマグネシウムを摂取してしまうと、尿路結石を引き起こす恐れがあるので、マグネシウムの含まれるドライフードは、1日の目安量を守って与えましょう。

・ドライフードには穀物類(米、大麦、小麦、ライ麦、とうもろこしなど)が含まれているものが多く販売されています。
そのためすぐお腹を空かすことを防ぐことができますが、猫は炭水化物がうまく消化できないため、できるだけ穀物類は不使用のドライフードを選んであげましょう。

ウェットフードの特徴

ウェットフードは水分含有量が多く、肉や魚の風味や食感、匂いのある猫好みのフードです。
また、ドライフードと比べてたんぱく質が多く低炭水化物です。

メリット

・肉や魚そのものの風味が食感が得られるうえ、スープタイプやゼリータイプなど様々な種類があるので、ご自分の猫が気に入るものを選ぶことができます。

・ウェットフードは水分含有量が多いので、水をあまり飲まなくても、食事と同時に水分を補給でき、猫が水分不足になることを防ぐことができます。

・たんぱく質が多く、高脂肪で低炭水化物なうえ、低カロリーのものが多いので、たくさん食べても太りにくいという利点があります。

・缶やパックなど1食分から販売されており、一回で食べきれる分だけ購入できます。

・食事の時間ごとに1食分開封するので、開封後保存する必要が生じるケースが少ない分、ドライフードと比べると含まれる添加物は少ない傾向があります。

・開封前であれば3年ほど保存することが可能です。

デメリット

・ドライフードと比べ価格は高く設定されているものが多いです。

・水分が多く柔らかいので、歯垢が付きやすく歯石や口臭の原因になります。
こまめに歯磨きをしてあげましょう。

・フレークタイプやシチュータイプのウェットフードは一般食や栄養補完食に分類され、総合栄養食ではない場合が多いです。
総合栄養食のものでは、ペーストタイプのものやムースタイプのものがあります。
一般食ではたんぱく質や脂肪が摂取できても、他の重要な栄養分が取れないので、総合栄養食と表記されたウェットフードを選んだり、ドライフードも与えて栄養が偏りなく摂れるようにしましょう。

・開封後はすぐ酸化してしまうため、開封後は冷蔵庫で保管し、なるべくその日のうちに食べきりましょう。
余ってしまっても、もったいないと思わずに処分しましょう。

キャットフードを選ぶポイント

ドライフードもウェットフードもメリット・デメリットがあるため、どちらの方が良いのか明確な答えは出せません。
どちらを選ぶにしても、大切なのは、猫にとって安全なものを選んであげることです。
以下のポイントを押さえたものが理想的なキャットフードです。

・猫に必要なたんぱく質やビタミン、ミネラル、アミノ酸、脂肪などがバランスよく摂取できる総合栄養食
・肉食動物にとって消化しにくい穀物類(米、大麦、小麦、ライ麦、とうもろこしなど)があまり含まれない低炭水化物のもの
・保存料や酸化防止剤など健康に害を及ぼす添加物が少ないもの
・食事の際水分も補給できるもの

全てのポイントを押さえているフードはそうありません。
ドライフードとウェットフードを交互に与えたり、混ぜ合わせたものを与えるとバランスの良い食事になります。
安全性を考慮し、バランスよく栄養と水分が取れるよう食事の管理を責任を持って行いましょう。

好みや体調も考慮して選ぶ

猫も人間と同じように好みがありますから、栄養のあるものでも食べてくれないことがあります。
また、同じエサばかり与えられていると飽きてしまうことがあります。
猫の好みに合うものを適度に与えることも大切です。
また、腎臓や心臓が弱い子や持病がある子のためのフードが販売されていますので、ご自身の飼い猫の体調に合わせて与えるエサを調整しましょう。

猫の年齢に合わせてフードを変える

年齢とともに食べやすいものは変わっていきますから、成長に合わせてフードを選んであげましょう。

子猫の場合

離乳期(生後3週間~)に子猫用のミルクから少しずつ離乳食に移行していきます。
生後2、3か月になる頃に離乳期を終え、エサを総合栄養食に切り替えます。
すすめられているのはドライフードです。
しかし胃腸の発達が未熟な子猫は一度にたくさん食べることが難しく、下痢も起こしやすいので、与えすぎないよう規定の量を守ってください。
また、子猫によってはドライフードを上手く噛めないので、その場合はドライフードに水を含ませたり、ドライフードとウェットフードと混ぜるなど工夫してみてください。

成猫(生後1年~6年)の場合

身体がまだ未発達な子猫と比べると成猫は必要とする栄養は少なくなりますから、栄養バランスが偏らないよう注意しつつドライフードとウェットフードの両方を与えることができます。
エサの好き嫌いも出てくる時期ですから、好みにも考慮してあげましょう。

老猫の場合

体が衰えれば噛む力も弱くなり、ドライフードを上手く噛み砕けなくなります。
自力で水を飲むのも難しくなることもあるので、老猫にはウェットフードが良いでしょう。
しかし、一般食のウェットフードだけでは栄養が十分に摂れないため、総合栄養食のものを探すか、工夫してドライフードも一緒に与えるとよいでしょう。
子猫に与えるときと同様にウェットフードと混ぜたり、水分を含ませ柔らかくするなど方法は様々です。

今まで通りドライフードだけで食べられるようであれば、そのまま与えても問題ありません。

いかかでしたか。
大切な猫ちゃんの健康のために、年齢や体調、好みを考慮してふさわしいエサを与える事が大切です。
猫が飽きてしまったり、食べない場合はフードを変えてみたり、ウェットフードとドライフードを交互に与えるなど工夫してみてください。

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