安心・安全のキャットフードを選ぼう!
原材料や産地、添加物などを徹底チェック
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キャットフードの原材料(とうもろこし・コーングルテン・ホミニーフィード)

国産のキャットフードには穀物が含まれているものがたくさんあります。
原材料欄を見るととうもろこしと書かれたフードが多く見つかります。
肉食である猫には消化しにくいとされているものですが、なぜキャットフードに使用されているのでしょうか。

とうもろこしが含まれる理由

キャットフードにとうもろこしが使用される理由としてよく挙げられているのが「とうもろこしを使用してかさ増しをすることでコスト削減をするため」「腹持ちをよくするため」といったものです。
これも一理あるのですが、実は他にも理由があります。
とうもろこしは食物繊維(セルロース)が豊富に含まれています。
食物繊維はスムーズに便が排泄されるよう促し、便秘の改善をする働きがあります。
食物繊維は水分により膨張するため腹持ちが良くダイエット効果もあり、肥満対策のキャットフードに使用されることがあります。
また、とうもろこしのグルテンには含硫アミノ酸(メチオニン)が含まれています。
メチオニンは、尿を酸性にする作用があるため尿路結石を防ぐことができます。

とうもろこしの注意点

猫にとって食物繊維は便秘改善に役立つものです。
しかし猫は植物の消化吸収がうまくできません。
食べても消化しないまま戻してしまったり消化しないまま便と共に排泄したりすることがあります。
そのため、食物繊維は過剰に摂取することはおすすめ出来ません。
過剰に摂取すると嘔吐、下痢、便秘の原因になりかねません。
また、猫のアレルゲンとなってしまうこともあります。
とはいえとうもろこし自体そこまで危険なものではありません。
摂取量が少量ならば体に悪影響が及ぶことはまずありません。

コーングルテンとは

キャットフードの原材料名の中に、とうもろこしのほかにコーングルテンと表記されているのを見たことがあるでしょうか。
コーングルテンとはコーンスターチを製造する際とうもろこしの種子から抽出される副産物です。
コーングルテンには植物性たんぱく質が豊富に含まれています。
このたんぱく質は消化吸収がしやすく体に負担がかかりません。
また、肉からは摂取できないアミノ酸類やビタミン類も含まれています。
肉食で偏りがちな栄養バランスを補うことができるのです。

コーングルテンの注意点

コーングルテンは植物性たんぱく質やアミノ酸類、ビタミン類が豊富で猫にとって必要な栄養素を補うことができますが、あくまで副産物ですから、とうもろこしそのものより栄養素の質が劣ります。
そのため猫によっては消化不良やアレルギーを起こします。
猫にとって吸収しやすく低アレルゲンの米や大麦など他の穀物を使用したキャットフードの方が良いかもしれません。
コーングルテンの含まれるキャットフードより価格は高いですが安全性も高いものです。

ホミニーフィードとは

ホミニーフィードとはとうもろこしを挽き割りにしたときに出る皮や胚芽、でんぷんなどの副産物を指します。
栄養価はとうもろこしそのものとあまり変わりませんが、粗脂肪はとうもろこしの2倍もあり、食物繊維の量は少なくなっています。
肉食の猫の栄養バランスに偏りが出ないよう使用されるものです。

ホミニーフィードの注意点

とうもろこし同様に、過剰摂取は消化不良やアレルギーを引き起こす可能性があります。
適切な1日の食事量であれば体に影響が出ることはありませんが、体質に合わないと感じたらキャットフードを変えるとよいでしょう。

とうもろこしは猫にとって危険か

猫は穀物の消化が得意ではありませんが、栄養価の高いとうもろこしは少量であれば体に良い食材です。
とはいえ、猫によってはアレルギーや消化不良など何らかの影響が出てしまうのも事実です。
国内のキャットフードの多くは穀物が含まれているため、とうもろこしの含まれないキャットフードは少ないですが、飼い猫の身体に合わないと感じたら、グレインフリーのキャットフードに変更することをおすすめします。
とうもろこしは猫が不足な栄養素を補う役割を果たしますが、体に合わないなら無理に摂取する必要はありません。
他の低アレルゲンの穀物や野菜で必要な栄養素を補うとよいでしょう。

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