安心・安全のキャットフードを選ぼう!
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キャットフードの味(鹿・猪・豚・バイソン・馬)

海外のキャットフードや低アレルゲンのキャットフードには牛、豚、鶏ほど食肉用には流通していない鹿や猪などのいわゆるジビエ肉が使用されていることがあります。
これらの食肉は低アレルゲンのキャットフードとして使用されることが多いものですが、様々な栄養素を含んでいるため飼い猫の健康を向上することもできます。

鹿肉

鹿肉はたんぱく質が牛肉や豚肉の約2倍も含まれていますが脂肪分は約1/80、カロリーは約1/3低カロリーとかなりヘルシーです。
また、貧血予防に欠かせない鉄分も牛や豚の3倍多く含まれています。
脂肪の燃焼や代謝の促進、疲労回復を助けるビタミンB2やビタミンB6、ナイアシン、ミネラルも豊富です。
さらに、肉類でありながら魚に多く含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)も豊富に含まれており、血液をサラサラにして中性脂肪を減少させ、毛や皮膚の保全もしてくれます。

猪肉

猪肉には豚肉と同じくらい多くたんぱく質が含まれていますが、低脂肪でカロリーは豚肉より低いという特徴があります。
また、鉄分やビタミンB1、ビタミンB2、ペプチド、カルノシンが貧血や冷え性の予防、疲労回復、高血圧・動脈硬化や糖尿病の予防を促します。
コラーゲンも含まれており皮膚の保全や修復をします。
不飽和脂肪酸も牛肉や豚肉より豊富で血液をサラサラにしてくれます。

バイソン(バッファロー)

日本人にはほとんどなじみの無いものですが、アメリカ産のキャットフードに使用されていることがあります。
ヨーロッパバイソンは保護対象ですが、アメリカンバイソンは食肉として活用することができるからです。
アメリカンバイソンはアメリカ牛と違いホルモン剤(成長ホルモン)の投与をしていません。
また、牛肉に比べ高たんぱくで低脂肪、低カロリーなので肥満を防止できます。
さらに、鉄分とビタミンB12を多く含むため貧血予防や疲労回復もできます。

馬肉

馬肉はたんぱく質が豊富でありながら鶏のササミと同じくらい低脂肪で低カロリーです。
貧血予防や骨や筋肉を作る鉄分とミネラルは牛肉や豚肉の3~4倍も含まれ、感染症予防や免疫力向上の働きがあるビタミンAや、糖質をエネルギーに変える働きや疲労回復を促す効果のあるビタミンB1、貧血や頭痛、めまいを防止するビタミンB12も豊富です。
エネルギー源として欠かせない必須脂肪酸も多くコレステロール値を下げ血液循環をサラサラにします。

ジビエ肉の注意点

1.安全性

野生動物の肉を使用しているため、寄生虫や細菌など感染症のリスクは否定できません。
血抜き処理や寄生虫・細菌を死滅させるための冷凍または加熱処理といった衛生管理が非常に重要です。
ペットフード安全法に乗っ取って製造しているか、食肉処理業の許可を得て適切な加工や処理をしているか知る必要があります。
キャットフードの製造会社や工場の安全対策について知るためその会社のホームページをチェックしてみるとよいでしょう。
可能なら問い合わせてみることもできます。

2.価格

ジビエ肉は鳥や豚、牛のような家畜の肉と違い希少なものですから、どうしてもキャットフードの価格は高くなってしまいます。
とはいえ飼い猫がアレルギー持ちまたは肥満気味という場合に非常に役立つキャットフードですから、検討してみるとよいでしょう。

3.脂肪分不足

猫の理想の食事は高たんぱくで高脂肪なものです。
猫は人と違い脂肪分を多く必要としている生き物で、脂肪を多くとってもすぐ肥満になるということはありません。
脂肪はエネルギー源になったり、脂溶性ビタミンの吸収を助けたりする働きがあります。
脂肪とは脂肪酸が組み合わさってできているものです。
この脂肪酸のうち必須脂肪酸と言われるリノール酸やアラキドン酸、αリノレン酸を猫は体内で生成することができないので食事から摂取する必要があります。
しかし、ジビエ肉は低脂肪ですから猫が一日に必要とする脂肪分が摂取できなかったり、必須脂肪酸が不足したりする恐れがあります。
ですから、ジビエ肉のキャットフードを選ぶ際は、栄養分がバランスよく配合されているか確かめましょう。
ダイエットフードとして与える場合も、キャットフードに脂肪分が20%は含まれているものにしましょう。

4. 不飽和脂肪酸の過剰摂取

ジビエ肉には青魚と同様に不飽和脂肪酸が多く含まれています。
この不飽和脂肪酸を過剰摂取してしまうと黄色脂肪症(イエローファット)を引き起こす可能性があります。
黄色脂肪症を防ぐために、キャットフードに不飽和脂肪酸の酸化を抑えるビタミンEが添加されているか確認しましょう。

キャットフードには珍しいジビエ肉ですが、栄養が豊富でアレルギー対策や肥満対策に役立ちます。
飼い猫の体調に合わせて試してみても良いでしょう。

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